★役目を終えたお雛様がいろんな事にチャレンジしちゃう!
お雛様は昔から女の子の誕生を祝い贈られる人形ですが、子供の成長や生活環境などの変化に伴い、だんだんと飾ることができずに不要となってしまう事が多くなりました。
人形供養に出して処分するということもめずらしくありません。
やむを得ず手放すことになってしまう、そんな持ち主の気持ちやひな人形の第二の人生ということに目を向け、立ち上がったのが名古屋発の「福よせ雛プロジェクト」。
平成23年2月に名古屋の文化のみち二葉館での一般公開から始まり、今年令和2年で10回目の開催です。福がくるように、という想いから「福よせ雛」と名付けられたそうです。私たちが普段しているような日常生活をひな人形が各会場で表現しているのです。
今では名古屋市だけでなく、愛知県・岐阜県・鳥取県さらにはフランスでも、今年は全25会場でいろんなお雛様が活躍しています。
*福よせ雛プロジェクトHP参照
☆「文化のみち二葉館」で福よせ雛の講習会に参加してみました
文化のみち二葉館は、日本で初の女優 川上貞奴が大正から昭和初期に暮らしていた邸宅を移築・復元したもので、文学資料の展示・保存を行っています。
(*文化のみち二葉館 HP参照)
わたし自身も祖母から贈ってもらった段飾りのひな人形がありますが、もう何年も飾っていません。どうしようかなぁ・・・って思っていた時にこの「福よせ雛」を知りました。今年は二葉館で開催の講習会に参加してみました。
講習会では、まずはこの「福よせ雛プロジェクト」の目的やコンセプトなどを聞きます。
ひな人形の手はけっこう固めではありますが動かすことができるのです。
もちろんむやみやたらに動かすと折れてしまうこともあるので、こつを講習会では教えてもらいやってみました。
私は、ふだんぬい撮りということをしてるので(笑)、違和感なくできました。
今回つかわせていてだいたひな人形は、検品で何かしらの不備で販売できなくてお店から二葉館にやってきたまだ新しい人形です。
私の子供のころのひな人形は、たいてい原色の真っ赤を基調に金銀の刺繍って感じが主流でしたが、今どきの雛人形のお召し物はとてもおしゃれ~
やさしいピンク色に刺繍も程よくいい感じ。後姿も素敵です。
私は、まずは、持参して行ったマイぬいもーずとコラボ撮影。
ミニサイズで作った御朱印帳とあずま袋をお雛様にも持ってもらいました(笑)
二葉館は15周年
この二葉館の二階ではたくさんのお雛様たちがいろんなことにチャレンジしていました。(二葉館での展示は2月24日まで)
二葉館では2月24日まででしたが、その他の各会場により展示期間がちがいまして、遅いところは4月ぐらいまでやっていますので、機会あればぜひ訪れてみてください。
なんだかくすっと笑えますよ。笑えれば福がやってくるそうですからね(笑)
このお雛様は歌を歌っているそうです。マイクを持っています。
こちらは姫きものの作り方を学ぶおひなさまたちです。
着物の展示会の様子
マイぬいもーずのミニ江さんも綺麗な色合いのソックスに興味津々
マージャンをする殿方たちの仲間にミニ江さんもいれてもらい初チャレンジ!
講習会を受けた日は平日で空いている時間でしたので、係の方の了承を得て撮影しています。
こんな風にいろんな会場でいろんなお雛様たちが私たちの日常生活を体験しているのです。
バァーン!と、記念撮影コーナーもありました。
たとえば、大須の三輪神社では、お雛様たちが御朱印帳を持って御朱印受付で並んでいるところなどの展示をしています。
三輪神社の福よせ雛は3月16日まで開催しています。
*福よせ雛のスケジュールはこちら↓
https://www.shakaibunka.jp/index.html
☆大正ロマンな雰囲気の二葉館
二葉館は今年で15周年。
大正ロマンな雰囲気で素敵な館です。ステンドグラスの前でいつものごとく(笑)得意のぬい撮りを。館の雰囲気に合わせて着物のマイぬいもーずミニ江さんで撮影。
電灯も素敵で絵になります。
各部屋ごとに違う電灯
☆二葉館の外観やお庭も素敵
外観も素敵
ステンドグラスのウィンドー
私のおでかけ楽しくま~なダッフィー君も記念撮影
今回のおでかけは、「福よせ雛」の講習会をうけつつ楽しそうな福よせ雛を見て、大正ロマンな素敵な洋館、文化のみち二葉館の見学もしました。
福よせ雛プロジェクトの公式HPに各会場の日程が記載されています。
*インスタグラム投稿キャンペーンも開催中です。
『一般社団法人 日本社会文化教育機構 福よせ雛プロジェクト事務局』
名古屋市熱田区神宮3丁目7-26 たから神宮ビル6階
TEL 052-755-0768
『文化のみち二葉館』
名古屋市東区橦木町3丁目23番地
TEL 052-936-3836